失敗しない学習塾選びをするために、これだけは避けたい学習塾の選び方とは？

学習塾に通い始めたからとすぐに学習効果を感じられるわけでなく、平均でいうと3か月ほどを目安に徐々にその効果が現れてくるといわれています。

学習効果をより感じられるように今のうちからできることといえば、「失敗しない学習塾選びをする」ということです。

そこで今回は、学習塾選びをするときに「これだけは避けたい学習塾の選び方」について失敗例などをもとにご紹介します。

失敗しない・後悔のない学習塾選びとは？

学習塾選びをするときにとくに大切だとされるポイントに「子どもに合う学習塾を選ぶ」ということがあります。

そのため、学習塾選びをするときに最もしてはいけないことは「子どもに合わない学習塾選ぶ」ということでもあるのです。

以下では、失敗しない、そして後悔のない学習塾選びをするときに抑えておきたい、避けたほうがいい学習塾の選び方をいくつかまとめています。

大手の学習塾になると、広告や宣伝費をかけて大体的に生徒の募集を行っているケースがあります。

そこで気を付けたいのが、「資料やパンフレットだけで選んでしまう」ということです。

資料やパンフレットに書かれたことだけを鵜呑みにしてしまい、実際に入塾したら全然イメージと違って、子どもが通う続けられなくなったというケースもあるからです。

学習塾の資料やパンフレットは、基本的に勧誘目的の内容ばかりが書かれています。そのため、マイナスな点を記載することはまずありません。

どの学習塾にも特徴があり、メリットになることもデメリットになることもあります。そのため、どういった効果が期待できて、どういうことに気を付けて通うべきなのかをよく把握することが大事です。

そのため、資料やパンフレットに書かれた内容だけでは学習塾選びをするときの判断材料にはなりませんし、それだけで学習塾を選んでしまったことで学習効果が全く現れないということもよくある失敗例です。

進学目的の学習塾のホームページなどを閲覧すると、よく目にするのが「合格実績」の記載です。

そこでよくあるのが、合格実績を信じこみ入塾を決めてしまったということです。

学習塾の合格実績には、少しカラクリがあります。それは、合格人数が多いからと合格率が高いというわけではないからです。

たとえば、Ａ塾とＢ塾、どちらも難関校へ10人の合格者を出したという合格実績があるとします。しかし、Ａ塾には100人の生徒がいて、Ｂ塾には20人の生徒がいるとします。

生徒の人数と合格者の人数を見比べてみると、合格実績を「合格率」で表すことができます。Ａ塾であれば合格率10%、Ｂ塾であれば合格率は50％です。

合格率をみればどちらかより難関校に合格する確率が高いかが一目瞭然です。

合格実績だけをみて学習塾を決めてしまうと、実は合格率が低い学習塾だった・・・、という可能性も拭えません。そのため、合格実績を参考に学習塾選びをするときには、必ず「学習塾に通う生徒の数」、そして、「その内何人が合格したのか」をよく確認して、合格実績の数だけに惑わされないようにしましょう。

学習塾に子どもを通わせる保護者は、「月にどのくらいの予算内であれば学習塾に子どもを通わせられる」といった目安があるはずです。

学習塾の費用に関してよくある失敗例に、「月謝の安さだけで選んでしまった」ということがあります。塾の雰囲気も授業のスピードもちょうと良く、月謝の額も予算内で収まると思い決めた先に落とし穴が待ち受けているということがあるのです。

その理由は、月謝以外にも「諸経費」がかかってしまうような学習塾を選んでしまったことが原因です。

学習塾の費用には、月謝以外にも入学金や施設管理費、テキスト代、さらには特別講習費などがかかります。これらの諸経費を曖昧にしたまま入塾させて、あとから高額な費用を請求するといったことがあるのです。

そのため、学習塾の費用に関して検討するときには、必ず月謝のほかにもかかりそうな諸経費を確認すること、そして月ごとにかかる費用だけでなく、総額でかかる費用をよく確認してから入塾するようにしましょう。

まとめ

学習塾選びを成功させるためには、「失敗のない学習塾選び」をすることが大切です。

そのため、今回ご紹介したような学習塾選びの失敗例などをぜひ参考にして、後悔のない子どもに適した学習塾を探し出してください。