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二つ目の塾は本当に必要?学習塾のかけもちについてどのようにお考えですか?

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最近は、学習塾に通う子どもの数が増えていますし、学習塾に通いだす時期も低年齢化しています。そんな時によく遭遇するのが、「うちでは二つの学習塾に通っている」という知り合い家庭の話です。

さまざまな特徴を持った学習塾が日本全国に点在いる現代において、学習塾は直接足を運び勉強するスタイルだけでなく、インターネット回線を使って自宅で指導を受けるインターネット塾の存在も大きな注目を集めています。

そこで今回は「子どもを二つ目の塾に通うわせるべき?」、「はじめて学習塾に通うけど一つだけで十分?」と考えているご家庭に向けて、学習塾をかけもちすることのメリットやデメリットについてご紹介します。

 

学習塾のかけもちについて考えよう!

子どもをはじめて学習塾に通わせるというご家庭では、一つ目の学習塾選びに集中している方が多いようですが、中には今後の計画として二つ目の学習塾を見据えて学習塾選びに紛争しているご家庭も多いようです。

それでは早速、二つ以上の学習塾に通うことのメリットやデメリットについて考えていきましょう。

 

 

学習塾をかけもちすることのメリットとは

メリット① 時間を効率よく使える

二つ以上の学習塾を子どもがかけもちすることのメリット、それは適切なスケジュール配分をすることで「時間を効率よく使える」ということです。

学習塾に通う子どもに多いのが、普段は学校帰りに部活動や習い事があって学習時間を上手く確保できないという問題を抱えていることがあります。そういった時には、学校は自宅や学校から近い学習塾を選び、もう一つの学習塾は時間が空いている土日に通える少し遠出する学習塾を選ぶというのも良さそうです。

本命の学習塾は少し離れたところにあるため時間をかけられる休日に充てて、そのほかの平日には近場の学習塾を利用することで時間をより効率的に使うことができるようになるのです。

 

メリット② 学習効果をよりアップさせるため

学習効果をアップさせるために学習塾に通うという子どもが多いですが、二つ以上の学習塾に子どもを通わせることでより学習効果をアップさせられる場合があります。

一つ目の学習塾では、主要科目の基礎学力向上を目的として通い、二つ目の学習塾では苦手な科目の学力をより高めるための補充目的で活用するのがおすすめです。

特に苦手とする科目がある場合には、一つよりも二つ以上の学習塾で二重に指導を受けたほうがより効果が高まるともいわれています。そのため、経済的な余裕がある場合には、苦手を早期に解決するために学習塾をかけもちするという方法を選択するのも一つの選択肢です。

 

メリット③ 学習塾の形態で使い分ける

学習塾をかけもちしているという家庭の中には、「学習塾の形態で使い分ける」ことで学習効果を高めているケースもあるようです。

学習塾の形態といえば、特徴的なのが「個別指導塾」や「集団指導塾」といった違いです。個別指導塾では、講師からマンツーマンで学習指導を受ける場合もあれば、2~3名の生徒、最大でも5人ほどの生徒といっしょに授業を受けることもあります。講師が一人一人の生徒の性格や学習レベルを把握しやすいというメリットのほか、分からないことがあれば質問がしやすい、理解できていない部分まで振り返って指導をしてもらえるといったメリットがあります。

集団指導塾は個人、または複数人の生徒に対して講師がつく個人指導塾とは反対に、集団の生徒に対して講師が指導にあたるというタイプの塾です。個人指導塾に比べて、生徒一人一人に合わせた授業はできませんが、生徒同士がほかの生徒と共に授業を受けることで闘争心や競争心を抱きやすいというメリットがあります。また、基礎学力の向上というよりは、進学を目的とした授業が行われることから、受験対策のために学習塾に通う生徒に特に人気があります。

このように、個別指導塾と集団指導塾では生徒の人数や指導方法などが異なるため、基礎学力が身についている科目については集団指導塾に通い、成績が乏しい苦手な科目については個別指導塾に通い、学習塾をかけもちするといった生徒が多いようです。

 

学習塾をかけもちすることのデメリットとは

デメリット① 子どもに大きなストレスがかかる場合

複数の学習塾に通うことで、知らずうちに「子どもに大きなストレスがかかっている」場合があります。

例えば、子どものためにと思って学習塾のかけもちをしたら、学校帰りに通塾する時間が徐々に子どもにとってストレスとなり、通うことが億劫になってしまうこと場合が多いようです。

このようなストレスを子どもが背負ってしまえば、学習塾をかけもちしたことで学習効果を得られるどころか、全く効果を得られることなく精神的な苦痛と経済的な負担ばかりがかかってしまうので学習塾のかけもちが逆効果になってしまうのです。

 

デメリット② どちらの学習塾もカリキュラムが同じ

二つ以上の学習塾に通うことの魅力には、それぞれの学習塾に異なる学習効果を得られるということです。

しかし、二つ以上の学習塾に通ったことでこの魅力が半減することがあります。それが、「どちらの学習塾もカリキュラムが同じ」ということです。

例えば、一つ目の学習塾では生徒の基礎学力の向上させるために、主要科目を総合的に指導している場合があります。そこで、二つ目の学習塾を選んだところ、結果的に同じカリキュラムを同じように指導を受けたということがあります。これは、どちらも主要科目の基礎学力を総合的に向上させようといった目的で行われる授業であるため、苦手な科目の基礎学力を高めるためにはあまり効果がないといえるでしょう。

 

デメリット③ 経済的な負担が増える

学習塾を二つ以上かけもちすれば、やはりそれに応じて月謝の額も増えるので家庭にとっては「経済的な負担が増える」というデメリットがあります。

経済的な負担が増えることで子どもが学習塾に通い続けられなくなることは避けたいので、学習塾をかけもちする時には今後の資金計画などをしっかり行ったうえで決定することが大切です。

学習塾に通うためにかかる費用は、月謝以外にも夏期講習や冬期講習への参加費用が含まれることもあるので、一年を通してどのくらいの費用がかかるのかを学習塾にきちんと確認しておくようにしましょう。

 

 


まとめ

「学習塾のかけもち」は、もちろん経済的な負担も増えますが、上手く活用すれば効率よく学習効果を高めることができるともいえます。

そのため、今後二つ以上の学習塾に子どもを通わせたいと考えているご家庭では、今回ご紹介したようなメリットやデメリットを参考に失敗しない選択ができるように工夫を行うことが大切です。

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