《お母さんお父さん必見》学習塾に通うときの費用の目安や仕組みを知りたい方向けのまとめ
早いときには小学校に入学するまえから学習塾にお子さまを通わせるというご家庭も増えていることからも、通塾をはじめる時期も年々低年齢化してきているこの頃・・・。
たくさんある学習塾の中から子どもに合った学習塾を選ぶことは何よりも大事なことだとされていますが、それと同時にお母さんお父さんが気になることといえば、やっぱり・・・「学習塾の費用」なのではないでしょうか。
そこで今回は、お子さまを学習塾に通わせたいけど、費用がどのくらいかかるのかと気になっている方にぜひご覧いただきたい、「学習塾の費用相場」や「料金の仕組み」などをまとめています。
目次
学習塾に通うときの費用の目安はどのくらい？
学習塾選びをするときに気になることの一つといえば、「費用相場」です。
日本全国に形態や経営者なども違うさまざまな学習塾が存在するので、必ずしも費用相場に当てはまるとはいえないですが、大よその費用の目安として覚えておくと費用の比較がしやすくなるでしょう。
小学生向けの学習塾の費用相場は？
小学校に上がる前から学習塾に通う子どもが増えていますが、以前とは違い小学校のお受験が目的というご家庭だけでなく、学校の授業についていくための基礎学力を身につけるために学習塾に通うというご家庭も多いようです。
小学性向けの学習塾の一年間の費用相場は低学年のうちは40万円前後、中学受験を控えた生徒が多くなる高学年になると志望校によって一年間で80万円前後の費用がかかると言われています。
補習のための学習塾と進学のための学習塾を選ぶかによっても費用相場は前後しますが、私立中学への進学を目指している学習塾であれば年間で100万円以上かかるケースもあるようです。
中学生向けの学習塾の費用相場は？
中学生にもなると高校への進学を目標に内申点の底上げを図ろうと一年生の頃から学習塾に通うことがあります。補習目的や基礎学力アップを目指して学習塾に通うことが多い一、二年生の頃は年間で40～50万円前後、高校入試が近い三年生になると年間で70～100万円ほどするといわれています。
小学生と同じで志望校によって費用が変動しますし、夏季講習や冬季講習に参加するかどうかで費用が高くなります。
高校生向けの学習塾の費用相場は？
高校生になると補習目的で塾に通う生徒はそれほど多くなく、大半の場合は大学進学のために進学塾や予備校に通います。
不得意な科目や、志望する専攻の試験を受験するために必要となる専門科目だけを選択する場合には年間で40～60万円ほどの費用がかかるといわれています。そのため、選択した科目が少ないほど費用は安くなるので、できるだけ予算を抑えやすくなります。
学習塾の費用に関して覚えておきたいこと
生徒の年齢に限らず、保護者の方にぜひ覚えておいていただきたい「学習塾の費用」に関することをいくつかご紹介します。
◎予算と年間でかかる費用を把握する
ご家庭によって学習塾にかけられる予算が異なるため、月ごとの月謝だけで費用をみてしまうと、後になって経済的な負担が家計に大きく響いてきたということにもなりかねません。
そのため、学習塾に通うまえには「予算と年間でかかる費用」を必ずよく把握することが大切です。年間でかかる費用が分かれば、月々に支払う金額や予算内で収まるかどうかも判断しやすくなります。
◎その他にかかる追加料金の詳細
学習塾では、基本となる授業料以外にも「その他の諸費用」というものが追加でかかるケースがあります。
たとえば、定期的に行われる模擬テスト費用や、夏休みや冬休みに行われる特別講習費などがあります。そのため、学習塾に通うための費用相場を比較検討するときには、こういった諸費用の有無を確認することが大事ですし、追加で費用が発生する可能性を踏まえた見積もりをしてもらう必要があります。
◎塾に通う予定がある時には事前準備が大切
子どもに合う学習塾を選ぶ時にも早いうちから準備を進めることが大事だとされていますが、同じく学習塾にかかる費用に関しても計画的に準備を進めておくとより安心です。
どういった学習塾に通うかを事前に目星を付けておけば、年間でかかる費用を検討しやすくなりますし、それに向かって必要な教育費を予め準備しておくことができます。
◎授業料1時間あたりの単価をみる
宣伝広告に書かれた授業料の合計をみると、ほかの学習塾に比べて格安だなと感じることがあります。授業料の安さだけを見て判断してしまうのは、結構リスクが高いので注意が必要です。
学習塾にかかる費用相場をみるときに大事なことの一つに、「授業料1時間あたりの単価をみる」ということがあります。どんなに費用が格安な学習塾であっても、その分授業の回数が少なければ意味がありません。そのため、その料金が本当にお得かどうか、予算に見合っているかどうか、さらにコストパフォーマンスが高いかどうかは、授業料の単価を計算してから判断することが大切だといえるでしょう。
まとめ
学習塾に子どもを通わせるときに気になる要素といえば、やはり今回ご紹介した「費用」のことが頭に浮かぶという親御さんも多いのではないでしょうか。
子どもに合った学習塾を選びたいのはもちろんですが、そのための費用を工面できないとなれば本末転倒です。学習塾に通う回数が多ければより学習効果が上がるとは言い切れませんので、何よりも大事なことはゴールを見据えた資金計画をしっかり行うこと、そしてその計画の中でより子どもに合った学習塾を選択するということなのです。